ホームページを作成する必要性とメリット
医院の社会における信頼性
ホームページを持つだけで単純に信頼性が高まります。企業間取引の場合、初取引をする際、必ずといって審査対象になるのがホームページです。例えば銀行等の金融機関も口座を開設するに当たり、ホームページが審査材料なるケースもあり、ホームページが無ければ、取引の際不利になるケースすらあります。ホームページがあるところの方が断然信頼性が高まるのです。
患者さんからの信頼
飲食店を例にとるとわかりやすいと思います。もし２つの飲食店があり、１つのお店はメニューと料金表がお店のガラスショーウィンドウに表示されている店、もう一つのお店はメニューしか記載していない場合。あなたならどちらに入りますか？
ショーウィンドーのメニューに料金が載ってない、飲食店の場合とても入りにくくありませんか？（一体いくらかかるのか不安になりますよね！）
人間、情報が希薄な場合は不安になるのです。しかし情報があればばあるほど、不安が払拭されるのです。ホームページを持てば、医院の情報のみならず、スタッフさん、先生の写真等、様々な情報を開示することができます。そうすることにより、新規患者さんが安心感が得られ来訪に繋がる可能性がグッと高くなるのです。そういった意味では、どんなホームページであってもないよりはあった方が絶対に信頼に繋がるのです。
新患を獲得できる
ネットが無い今から10年前の時代は下記の通りでした。
１歯が痛くなる
↓
２電話帳で歯医者を探す
↓
３歯医者さんに電話して予約を取る
↓
４来訪して診察を受ける
しかし最近では下記のような流れになってきています。
１歯が痛くなる
↓
２携帯かネットで次のような検索をする
『地域名、町名、駅名+歯医者』
↓
３ １～２ページ目に表示された歯医者さんをそれぞれ受付時間、利便性、サービス案内ホームページから感じられる雰囲気等を比較して電話して予約する
↓
４歯科に来訪する
今ネットが電話帳替わりなのです。何故なら、携帯やインターネットの普及率が９割を超えた今、ネットの方が早くて、簡単、楽に調べられるからです。小さい文字で書かれた、分厚い電話帳の目次を調べなくても自分の欲しい情報を１こと２こと入力すれば、欲しい情報が得られるのがネットの特徴なのです。
おまけにホームページがあれば歯科医院の場所や営業時間、地図まで掲載されているので、来院に繋がる率が高く、ホームページがある、無で新患が獲得できる可能性は雲泥の差が出てくるのです。
自費診療を告知できる
インプラント、矯正、審美歯科等自由診療の潜在的なニーズもホームページを使えば
掘り起こせます。虫歯や歯周病は必要性に迫られてのことですが、ホワイトニングや
インプラント等の自由診療分野の大半は、差し迫った必要性があるわけでなく、患者さんのニーズを強く刺激しなければ、診療の申しこみにつながりません。そうかといって対面で患者さんにインプラントや審美歯科の売り込みをかけるのは難しいでしょう。
しかしホームページを優秀な営業マンにしたてあげることで、インプラントや審美歯科等の自由診療分野をスマートに患者さんにＰＲができるのです。
昔の患者様のリピート促進
治療が終わった患者さんがまた、歯に問題を抱え、リピートして頂くケースも少なくないと思われます。しかし患者さんは再び、歯が悪くならない限り来ないので、再来院するのは、1年後かもしれませんし、5年後かもしれません。間隔が長くなると、診察券を紛失される等で、連絡先が分からなくなってしまう患者さんも多くいると思います。
このような昔の患者さんでも医院名くらいは覚えているので、もしホームページあれば、医院名等で検索して連絡してもらえる可能性が大です。昔の患者様のリピートをつなぎとめておくことが可能です。既存の患者さんに休診日や営業時間等を告知することはもちろん、ホームページがあればフォームからネットや携帯のメールからでも予約を受けることができます。問合せや予約の手段は電話以外でも多いに越したことはありません。
患者さんも何らかの理由で、電話ができない場合や電話したくないケースもありますので
ホームページがあった方が患者さんにとっても便利なのです。
紹介しやすくなる、口コミを発生しやすくなる
患者様獲得で一番有効なのが『紹介』『口コミ』です。
今も昔変わりません。ホームページがあることによりユーザー間で紹介しやすくなるのです。ホームページがあれば紹介する方も『ネット見て』の一言で済むため非常に紹介がしやすくなるのです。ホームページは『紹介』『口コミ』を促進するツールなのです。
求人に効果的！求人募集ができる。
医療系求人は昨今では求人倍率が著しく高くなり、年々採用難しくなってきていると言われています。応募者より、医院の求める人材数が多いので、人材の獲り合いになっているのです。求人方法はハローワーク等、折込、ＷＥＢ求人等が一般的ですが、いずれにせよ募集を出して、関心があれば8割9割の方が医院のホームページに目を通します。
ハローワークの求人票や求人広告では、給与、休日、等の条件を載せることが精いっぱいです。時給が高く、待遇もよければ応募も獲得できるでしょうが、他より劣る場合、場合、選ばれる可能性が少なくなります。しかし応募者の中には待遇条件以外に、医院の雰囲気や、院長先生の人柄等も考慮したいという応募者が多くいるのも事実です。
お金や休みだけで選ばれるより、人柄とか、経営理念等総合的に選んで頂いた方がいいのではないでしょうか？
そこで重要なポイントになるのがホームページです。
ホームページがあれば、どんな人が働いているか、医院の経営理念等、良いところを伝えることができるので、他院と差別化を図れ、より優秀な人材の応募を促進できます。
情報を提供していれば、そのような人材採用のミスマッチを未然に防げることも多々あります。